きものアフターケア--大切なきものをいつまでも美しく--

きものは洋服と違い、脱いだ後の手入れも大切です。
 装い、脱いだ後も、大切に愛情をもってひと手間をかけてあげて下さい。
着物には流行がなく、サイズ直し、リフォームが可能です。定期的なケアでいつまでも着ることができます。

脱いだ後のお手入れの方法

湿気とりと埃とりは丹念に
脱いだ後の着物や帯は、体温からくる湿気をたっぷり吸っています。
脱いだら必ず、温もりを取り、風を通すために、帯といっしょに一時間位風通しのよい日陰で衣紋掛けに 掛けましょう。
ついてしまったシワは?
背中や腰についてしまったシワをそのままにしてたたんでしまうと、取れにくくなります。
手拭いなどをあて布にして、低温のアイロンで軽く押さえた後、風を通して完全に熱を取ります。
ついてしまったシミは?
すぐにご相談下さい。
その際に何で出来たシミかを正確にご説明頂けると、処置も早く万全になります。
きもの専用のクリーニング
間違っても洗濯機に入れないで下さい。
汚れた時は、すぐにご相談下さい。着物専用のクリーニングでお応えします。
絹の着物はそのままの状態で洗う"丸洗い"か、汚れがひどい時は仕立てを解いて反物の状態にして洗う"洗い張り"で 新品同然の美しさを保つことができます。

保管の方法

着物は、たとえ桐のタンスにしまい、防虫剤を入れていても、放ったらかしにしておくと、カビたり変色したり虫がくったりという 危機にさらされています。
時々保管状態を点検・確認したり、年に一度は虫干しをして風を通し湿気・虫対策をしましょう。
虫干しに適した時期は、7月中旬〜8月、2月初旬 。
晴天が2・3日続いた空気の乾燥した日に、直射日光を避けて風通しの良い 部屋に4時間程掛けましょう。
帯や小物もいっしょに。

防虫剤
複数の防虫剤を一緒に使用すると、化学反応による融解をまねいてシミの原因になります。
また、単独で使用しても着物に良い影響を与えないものもあります。
防虫剤を使う場合は"注意"をよく読んで使用することが賢明です。

ご相談下さい

トラブルの程度により、処置方法は大きく異なります。
まずは一度お気軽にご相談下さい。
ご相談は、お電話、ご相談フォームにてお受けしております。

TEL:0120−26−0887(フリーダイヤル)
ご相談フォームの場合、通常3日以内にお返事致します。

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